2007年4月17日火曜日

専制にならざるをえない4大文明



大陸中央の遊牧民族は、みずからは生産せず、戦争と破壊を古来から繰り返してきました。

4文明は、成熟、民主化しようとしても、いつ攻撃されるかもしれず、また領土が広大なので、独裁、専制、統制を主にせざるを得ませんでした。

遊牧民族の戦争圧力を受けることがなかった西欧と日本は、のんびりと民主化にいそしむことができました。

【cf.】
  • 梅棹忠夫『文明の生態史観』中央公論社、1967年
  • 梅棹忠夫編『文明の生態史観はいま』中央公論社、2001年
  • 川勝平太『文明の海洋史観』