2007年8月20日月曜日

経営の不透明性が招く会社の破綻

  • 企業、公共機関には、主観的な努力の他に、無数のYouの審判に耐えられる透明性、CSR(企業の社会的責任)、アカウンタビリティ(会計などの説 明責任)、コンプライアンス(法令順守義務)が求められてきています。
  • また内部告発(公益通報者保護法)にも耐えられることが必要です。
    これらを欠く企業 には不二家、ミ-トホープ、石屋製菓 白い恋人の二の舞が待っています。
  1. CSR(企業の社会的責任)
  2. アカウンタビリティ(会計などの説明責任)
  3. コンプライアンス(法令順守義務)
  4. 内部告発(公益通報者保護法)

2007年8月4日土曜日

日中のぎくしゃくは続く

日中関係の歴史的変遷

  • 古来より東アジア社会は、1強を頂点とする上下社会で生きてました。1強多弱で秩序が守られてきました。伝統的に中国が東アジアの覇者でした。
  • 弱肉強食の帝国主義時代に中国は惰眠をむさぼっていました。日本は明治時代に西欧の仲間入りをし、東アジアの雄になり、現在に至っています。
  • 2000年頃から中国が台頭し、東アジアに有史以来はじめて2強の時代が到来しました。2強はケンカの仕方がわからず右往左往しているのが現状です。ルールを作る必要があります。
  • 英・仏・独が殺伐の歴史を反省し、けんか疲れして、対話の世界に生きていることは参考になります。
    日、中、韓が「東アジア共同体」つくり、対話の世界を築くには30年~50年以上必要でしょう。
  • 共同の歴史教科書の発行が対話への第1歩になるかもしれません。
    ドイツ語で、「歴史Geschichte ゲシヒテ」とは、「物語」の意味もあります。歴史は創作するものでもあります。
  • 「金持ちけんかせず」といいます。中国の国民所得が向上を期待するところ大です。 3000ドル以上になると、国民は個人主義的になるといわれます。
    国民所得は、中国 840 ドル、日本 35620ドルです。


  • 政治家は愛国者であっても、市民は「愛郷者」であってほしいものです。
    郷里は見えても国家は大きすぎ、抽象的でよく見えません。
    国家はウソをつきます。
    〇patriot(パトリオット、愛国者)、 △nationalist(ナショナリスト、国家主義者)、 ×jingoist(ジンゴイスト、盲目的愛国主義者)

  • 歴史は50年たった地点でながめると、人間の愚行の固まりです。
    現在の市場原理主義一辺倒は後世の物笑いです。
    わたしたちは、鳥の目で大きく世界、歴史をながめるくせをつける必要があります。