- 仕事術や時間管理の本が売れています。
日本のホワイトカラーの生産性を上げるのが、至上命題になっています。 - 経営学の神様ドラッカーは次のようなことを言っています。
「一日一日の時間経営(time management)ができる人が、自分経営(self management)ができる人です。」
時間の有効経営ができて、はじめて自分経営(セルフ・マネージメント)ができます。 - 自分経営ができて、組織経営をする資格があります。
時間経営、自分経営、組織経営、これを管理の3ステップといいます。 - 組織とは、自分のまわりのグループ、家族、職場、会社のことです。
二人だけの組織もあります。 - 世の中で活躍している人は、時間の有効な使い方と思想をもっています。
時間管理の達人です。
ドラッカーの『ネクスト・ソサエティ』が全世界に先駆けて日本で2002年5月に発売されました。
ネクスト・ソサエティとは、歴史がみたことがない社会のことで、もうはじまっています。 - 社会が経済を変える時代です。日本には、経済問題はなく、あるのは社会問題です。求められているのは、社会制度の変革、政策の変革、慣行の革新です。
- ドラッカーは次のような言葉を生み出しました。
「分権化」「事業部制」「目標管理」「知識労働者」「民営化」「時間管理」 - ドラッカーは何十冊もの本を書いています。
その要諦は、時間管理=「いかに有効に時間を使うか」です。 - 孔子の「修身斉家 治国平天下」(しゅうしん せいか ちこく へいてんか)とは、
「身を修め、家を斉(ととの)え、国を治め、天下を平らかにする」
とのことで、ドラッカーは孔子と同じことをいっています。
孔子(紀元前552年生まれ)の時代には時計はありませんでした。
孔子は政治に、ドラッカーは企業に重点をおいています。
ドラッカーのエッセンスは時間管理、孔子のエッセンスは「平天下」です。
時間に関する英語のことわざ
- He that is master of himself, will soon be master of others. おのれを制するものが、やがて人を制する。
- Punctuality is the soul of business. 時間厳守は仕事の極意
- 【cf.】久恒 啓一『図で読み解く!ドラッカー理論』
- ドラッカーの本 Amazon。