2007年5月1日火曜日

モンゴルの強圧を引き継ぐ4大文明




ユーラシア大陸の4大文明は、モンゴルに支配されたのでモンゴルの遺伝を引き継いで、専制的です。
  • モンゴルは、中国に元(1271-1368)を建国しました。
  • モンゴルは、インドにムガール帝国 (1526-1858)を築きました。ムガール帝国はイスラム王朝で、インドをイギリス侵入まで、300年間支配しました。ムガールは「モンゴル」に由来します。世界屈指のイスラム建築タージ・マハールもこのころのものです。
  • モンゴルは、ロシアにキプチャク・ハン国(1243ー1502)を建て、250年に渡ってロシアを支配しました。キプチャク・ハン国の前には、ロシアに国家はありませんでした。キプチャク・ハン国のあと、ロマノフ王朝がモンゴル体制を引き継ぎます。
  • モンゴルは、イランを中心とした西アジアに、イル・ハン国(1258-1353)を建てました。
国家とは、国民をしあわせにするためにあるものです。

上の文明にとっては、民主主義はそのための手段です。目的ではありません。

したがって、強圧的にでも、イラクをまとめていたフセインの方が、イラクを破壊したアメリカ民主主義よりすぐれている、と考えます。

専制も、社会を統一し、秩序だて、安定させ、国民をしあわせにするためには必要だ、と主張します。

上の地域では、国土が広大で、多くの人種、宗教を抱え込んでいます。人間を飼い慣らさなければ国家を作れません。文明、宗教は人間の飼い慣らしシステムとなっています。