- 覚えず、作業がはかどりました。
機内でも我を忘れ、作業を続行しました。
「神、降臨」です。
溶鉱炉に火がつきました。 - 火を消してはなるまい、と鹿児島のホテルでもカンヅメとなり、作業を続行しました。
昼食は「のり一」、夕食は天文館銀座通りの辰巳亭ですませました。 - コラム「鹿児島を歩く」の取材も中止です。
28日、29日もカンヅメで、一気完成です。
そうすればその後は別の論文をあたためることができます。 - データや一応の構想がまとまったら、「一気書き」に旅をもってくるのも一法です。
日常から離れるので、遠くから高くからものを見ることができ、大胆にテキパキと作業を進めることができます。
今回の論文のテーマは川越なので、地元にいては、虫状態で木しか見えません。
離れると、鳥になり森を鳥瞰(ちょうかん)できます。 - 「もったいない感」があるので、集中継続できます。
- 日常にいると、ひとは完全をめざしがちです。
すると時間は無限に必要です。
完璧を期すと仕事はおわりません。
perfectionist(パーフェクショニスト、完全主義者)とは、結局何もしない人のことになってしまいます。 - 論文などの重いデスクワークに関しては、1日かかる予定のものは、1週間かかるのが普通です。
したがって、2日かかると思ったら、2週間を用意しておくことが必要です。 - 重い仕事をしようとすると、一種の退避行動として、かかる前にものを片づけたり、他の仕事をしたくなるものです。
本などを読みたくなるものです。
溶鉱炉になかなか火はともらないものです。 - 大事なことは、まず始めること、
「まず、着手」
です。
そして、火がついたら、浮世の義理はかたわらにおいて、継続集中して、火を消さないことです。
2007年10月28日日曜日
溶鉱炉の日は消さない
2007年10月27日、羽田で出発遅延となり、まとまった時間ができたので、思い切って、パソコンで論文にとりかかり始めました。